元料理人が語る ホテル調理師の体験談

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調理師時代の実体験

私は元調理師でした

専門学校にも通い調理師免許も取得しています

そして20歳で某ホテルに就職しました

たったの2年ですが、これから調理師を目指している方の参考になればと思います

どこの部署で働く

まず最初に気になるのは自分がどこでどんな仕事を

させてもらえるのかということではないでしょうか

ホテルと一言で言っても、大きく宴会、レストランに分けられます

さらに、宴会の中にもホット、コール、プレパレーション等、

レストランも、それぞれのレストランがあります

結論を言うと、入社するまでわかりません

僕の場合は、新入社員研が終わった後に辞令がでました

さすが、製菓希望が宴会のホットに配属というようなことはないですが

調理部門だとどこになるかはわかりませんでした

どんな仕事

配属された部署によって大きく変わります

ぼくはホテルの2階にあるカジュアルなイタリアンレストランに配属されましたが、基本泊まり勤務

大体24時間拘束の3時間ほどの仮眠でした

仕事の内容はコール物の担当兼雑用

サラダ等のオーダーが入れば自分で出します

最初から食材を触ることができます

(そんなのあたり前やんけ!と思う方も多いかもしれませんが

後述する宴会部門のホットではそうもいきません)

オーダーをこなしながら仕込み先輩の雑用洗い物をしなければなりません

ホット・・・小物といってお皿やブッフェの道具集めをします

      宴会なので多いときは1000人規模になります

      道具集めるだけで一苦労です

コール・・・サラダや前菜の盛り付け

      これも大人数なので1皿ずつするわけではありません

      一人ずつあなたはサーモン、あなたはレモンのように一気に数十枚に盛

      り付けしていきます

先輩とのコミュニケーション

基本、先輩の言うことは絶対です

やはり上下関係の厳しい世界です

ホテルor町場

どっちがいいかは一概にはいえないですが

ホテル

 メリット・・・福利厚生がしっかりしている

        色んなジャンルが経験できる

デメリット・・・なかなか次のステップに進めない

        やりたい仕事ができるとはかぎらない

町場

 メリット・・・自分の好きな店、憧れのシェフと働ける

デメリット・・・激務(週休1日とかも全然ありえる)

なんかが、あると思います

なぜやめたか

正直、しんどかったからです

先に泊まり勤務の仮眠と書きましたが、僕の場合はほぼ仮眠は取れませんでした

なぜかというと、仕込みが終わらないからです

もっと要領良くできればいいんですがうまくいかないものでして

オーダーや雑用で自分の思うようなペースで仕事をすることはできません

そんなことを続けてるうちにどんどん料理が嫌いになっていってました

料理が好きで調理師になったのに、このままじゃいけないと思い辞めました

まとめ

ここに書いたのはあくまでも私個人の体験や思いを書いたので、色んなところで違う所もあると思いますが、一つの参考になればと思います

僕はもう調理の仕事はしていませんが、後悔はしていません

ここで学んだこと、経験したことは今でも活きています

是非、夢を追いかけて叶えることを願っています

ありがとうございました

質問がありましたら気軽にして下さい

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